VtuberLandと言う,バーチャルYouTuberとよみうりランドのコラボイベントがあった.
VtuberLand!よみうりランドにて開催決定!.LIVEDays 9/19(WED)~9/23(SUN)
その中で22日は電脳少女シロやばあちゃる,アイドル部が所属する.LIVEをテーマにした一日だった.
入場するとまずシロとばあちゃるががお出迎えしてくれた.ばあちゃるが無駄に格好いいのずるいと思う.
バンデット
次にコラボの一つであるバンデットの様子を見に行った.
バンデットというのははよみうりランドの定番ジェットコースターで,コラボ内容としてはバンデットに乗りながらシロの実況解説が楽しめるというものだった.
今回は時間がなくて乗れなかったのだけど,実況解説はコンコースにも流れていて少しだけ聴くことができた.
その少しだけでも,「乗りながら聴けたら臨場感最高だろうなぁ」と感じたのでもう少し早く会場入りすれば良かったと後悔した.
イルカ鳴いてるんだが pic.twitter.com/t3zOr0AJUO
— ハゲワシをボコボコに殴ってる写真でピューリッツァー賞をもらった犬 (@cohalz) 2018年9月22日
高音なのもあって声がめちゃくちゃ響いていて,遠くからでもシロの悲鳴が聴こえていたのも面白かった.
観覧車
次に行ったのは観覧車.
アイドル部のメンバーと一緒に観覧車に乗れるというもので,今回のコラボアトラクションの中では一番人気だったと思う.
なんと待ち時間は3時間以上もあった.
オイ!!! pic.twitter.com/eFMgdIkHL1
— ハゲワシをボコボコに殴ってる写真でピューリッツァー賞をもらった犬 (@cohalz) 2018年9月22日
待ち時間は長かったけれど,周りからアイドル部の会話がずっと聞こえてくる上,色んな服装の人がいて面白かった.
めめめの靴下の柄*1をプリントしたTシャツを自作して着ている人や,ヤマトイオリの服装*2を意識してさらにシロのグッズを大量に付けている人や,Unity少しできます*3と書かれたTシャツを着ている人など居て愛に溢れていた.
自分の番になって観覧車に乗ると,両面からアイドル部がお出迎えしてくれた.
そのあと聴こえてきた声は花京院ちえり.
遊園地や観覧車にまつわるエピソードをはじめ,「誰かに狙われてるかもしれない」と急に物騒な事を言い始めるなど*4ちえりらしい10分間を過ごすことができた.
乗り終わって写真とともにツイートしたら本人に速攻でで見つかってビックリした.
— ハゲワシをボコボコに殴ってる写真でピューリッツァー賞をもらった犬 (@cohalz) 2018年9月22日こうした本人からの反応があるのもバーチャルYouTuberの魅了の一つだと思う.
ホールイベント
とここまではアトラクションの話をしたので,ここからは18時からホールで行われたイベントの話をしていく.
事前予約制で,何をやるのかあまり情報がなかったのにも関わらず一瞬でチケットが売り切れていたのが印象的だったが,「特別ホールイベント」という内容に相応しい濃いイベントだった.
ばあちゃるとアシカのコラボ
最初の催しはばあちゃるとよみうりランドにいるアシカとのコラボだった.
これだけでも意味がわからないのだが,ばあちゃるが馬の被り物ではなくトランプ大統領の被り物をしていたのはもっと意味がわからなかった.
そしてコラボ内容も意味がわからなった.
最初のばあちゃるが投げたフリスビーをアシカがキャッチできるのかというチャレンジは微笑ましくてまだ良かった.
その次は,逆立ちのコーナーだった. アシカの得意な逆立ちを披露したあと,飼育員が「では,ばあちゃるくんも逆立ちしてみましょうか!」と発言. ばあちゃるが「いやいやいや被り物取れますって!」と言いつつも逆立ちにチャレンジし見事失敗した.被り物は無事だった.
その次は輪投げのコーナーで,観客に来てもらい,アシカとばあちゃるに対して輪投げをしてもらうコーナーだった. アシカは遠距離でもキャッチできたのにも関わらず,ばあちゃるは手の届く距離からの輪投げも全くキャッチできずに終わった.
最後にはかえるのうたをアシカとばあちゃると観客みんなで歌った.
何を見せられているのか全くわからなかったけれど,会場から笑い声が飛び交うなど雰囲気は盛り上がっていったと思う.
観客と.LIVEメンバーとでゲーム対決
次はイルカードという名前のゲーム対決イベントだった.
Eカード*5のルールで,抽選で選ばれた観客と.LIVEメンバーが戦うという流れだった.
観客に先にカードを出してもらい,.LIVEメンバーが質問をして自分の出すカードを次に決めるのだが,質問を含め.LIVEメンバーとゲームをするという体験は非常に良かったと思う.
ゲームは5回あったのだが結果はなんと観客側が全部勝利してしまうという結果に.アイドル部やシロが何を考えているのか完全に読まれていたという事で会場は非常に盛り上がった.
ゲーム内でのアイドル部の発言も面白くて,カルロ・ピノの他のメンバーに対する「騙されてはいけませんわ!こういう方が一番怪しいんですの」や負けたときの「夜道に気をつけなさいよ!」であるとかヤマト イオリのプレイヤーに対しての「今の気持ちを四字熟語でお願いします」といった発言は大きな笑いが起こった.
質問コーナー
最後のコーナーはふれあいコーナーという名前で,これも抽選で選ばれた人が.LIVEメンバーに一対一で質問をするというものだった.
バーチャルYouTuberをあまり知らない人からの「どの動画を見ればいいですか?」という質問にアイドル部のメンバーが丁寧に回答していたり,動画を翻訳している人からの「どうしたら翻訳してくれる人が増えるでしょうか?」という質問にシロが「みんな今から外国語勉強して翻訳を手伝ってあげよう!」と答えるなど非常に優しい時間が流れていた.
ただ,「3D化したアイドル部はこれから生放送と動画どうするんですか?」という質問に対してはばあちゃるからストップが掛かり,回答を貰えることはできなかった.近い内にわかるらしいとのことだった.
最後の動画
コーナーが終わり,締めの動画が流れたのだがこれが衝撃的だった.このアスタリスクの動画が流れ始めたのだが,すぐに違いに気が付いた.
アイドル部のメンバーが歌っていたのだ.
動画には12人それぞれの紹介パートがあるのだが,そのパートを本人が歌いリレー形式で繋いだのだ.
一番が終わるとシロとばあちゃるのパートになり,シロの高音とばあちゃるの低音が合わさったパートで非常に感動的だった.
その後もう一度アイドル部のパートに戻ったのだが,紹介映像がさらに追加されよりアイドル部メンバーの個性が存分に表現された内容になっていた.
例としては,このすずトラックにめめめを乗せる動画の映像が追加されていた.
公式ではないファンメイドの動画なのだが,こういったファンの活動を尊重し一緒に盛り上げていくという姿勢*6もあり会場全体が湧き上がった.
こうした要素から, アスタリスクの動画が流れた時間は長くなかったのにもかかわらず,ホール中の観客全員で手拍子しつつときには歓声が起こるという一体感は本当に最高で濃密な体験だった.
こうして,.LIVE Dayは無事終了した.
感想
会場が一体となって盛り上がったこのイベント,特にアイドル部全体としては初めての大きなイベント参加だったのだが,大成功だったように思う.
アイドル部のメンバーは3D化をしたメンバーも出始め,これからより多くの活動をしていくことになると思う.
そうした中でアイドル部の今までの活動のある種の区切りとなるようなイベントだった.
ファンとしてもずっと追っていて良かったと思えるような内容で,今後も期待が持てるような満足度の高いものだった.
アイドル部はまだまだ駆け出しだけれども,シロというスターのようにこれからも光り続けていって欲しい.