去年に続いて調子よく美少女ゲームをプレイしていったので感想を書いていく。
去年の記事はこちら。
cohalz.co
景の海のアペイリア
バトルシーンはどこもアツかったけど、特にダウトで知恵比べをする部分が一番のお気に入り。
かなり癖がある作品ではあるけど体験版の範囲がおそらく長いので、そこまでやって続きをやるか判断するといいかも。
個人的にはよくこんなストーリー作れたなと脱帽する。
攻略順は何も考えず上から三羽->ましろ->久遠とやっていけば良い。
バタフライシーカー
推理もののゲーム。
推理の一部をプレイヤーにしてもらうみたいなシステムは面白かったけど、後半にかけては展開が完全に読めてしまってそれを超えられなかったのでなんとも微妙な感じ。
攻略順は優衣->千歳->羽矢の順番でやってたけど多分順番を間違えてる感がすごかった。BADエンドも凝っていて先にやった方がいいので多分共通BAD->千歳BAD->千歳->羽矢BAD->羽矢->優衣BAD->優衣が一番良さそう。
しろくまベルスターズ♪
サンタものの話なのでプレイするのは冬(できればクリスマス前)が推奨。
メイン一人につきサブキャラ一人にもフォーカスして成長していく物語で、特に硯ルートの成長は見もの。ななみもかなりいいキャラしてる。
成長していくために必要とはいえ各ルートどれも長いのでそこは覚悟が必要。
攻略順はななみ->硯->りりか->きららが良さそう。
Aster
だいぶ鬱ゲーだけどこの後どうなっていくのか読めなくてどんどん先を読んでしまって楽しめた。誤字や音声の不具合が結構残ってて流石に気になるけどそれを差し引いても印象的な作品。
攻略順は何も考えず上から美幸->雛->はるなとやっていけば良い。
キッキングホース★ラプソディ
ルートの分岐が順番になっていて分かりやすく、選ばなかったヒロインは野次馬として参加するので最終ルートののばらははちゃめちゃで面白かった。例えるなら雪だるま式にどんどん面白くなっていく感じ。
聖がいいキャラしてる。
攻略順は絶対に志乃->聖->のばらの順番でやるべき。
Clover Day's Plus
ALcotの本気、ではあるんだけどALcotだなぁという印象。つばめルートは良かったけど杏璃ルートは無駄にシリアスと不快要素が入ってくる(ここもALcotらしいんだけど)。
攻略順はつばめ->泉->ヘキル&ヒカル->杏璃->杏鈴の順番でやったけど、ヘキル&ヒカルを最初にやってもいいくらいであとはこの順番でいいと思う。
ウィッチズガーデン
E-moteを初めて導入した作品というだけあってそのクオリティは唯一無二。画面下の文字ではなくてキャラの表情を見る体験ができる。
TRUEエンドだけちょっと気になるけど2012年当時の情勢を考えるとそういうことか?と自分を納得させようとしてる。
攻略順は莉々子->水澄->えくれあ-> 涼乃->あやりで良い。明乃かわいい。
鬼ごっこ!
幼なじみは大統領からパロディは多少抑えめにギャグもシナリオもいい感じになっている作品。
展開の関係でどうしても中だるみをするのがどうしても気になってしまうところだけどそれでも暮葉と灯は良い感じにまとまってたと思う。
攻略順は暮葉->加奈->灯->乙女で良さそう。
Clover Heart’s
2003年という時代や処女作ということもあってか現代(?)のALcot感はほとんどなくて、あまりにリアルな中高生像が描かれていてその点は唯一無二という感じで評価が高い。
Clover Day'sの凛ちゃんが好きな人はそれだけでもやる価値があるかも。
攻略順は玲亜->莉織でBADやサブは都度先に回収した方が良さげ。
彼女たちの流儀
すぐ出てくるサブキャラの声がなかったり一部ルートがめちゃくちゃ短かったりと心配になってくる感じで始まったけど、主要メンバーのルートは良かった。
朱音派だけど鳥羽莉のラストは良い。
絵柄もシナリオも女性向けという感じはあって実際に女性にウケてる例も見ている。
Clover Day'sもこれをオマージュしているんじゃないかという感じがしていてClover Heart’sよりも中身は近いと思う。
攻略順は千佐都->せせり->涼月->朱音->火乃香->鳥羽莉で良い。
Hyper→Highspeed→Genius
短いながらも良くまとまっていて、期待を裏切らない感じはいつものういんどみる。
前半はいつものういんどみるだけど後半の展開や最後のバトルシーンの勝ち確BGMだったりラストシーンだったりはかなり良い。
攻略順は詩子->夢子->翠名->カエデ->アイリス->サクラ->パティ->京香->姫乃で良いけどメインヒロインの方のエンドの細かい順番は忘れてしまった。皐月->聖ジュライ->水無月でその中でサブ->メインという順番が良いはず。
HHG 女神の終焉
前作に似せないように外している感がどうしてもあってその結果全体的にギャグテイスト中心になってる感が強い。
加えて前作の時からこの作品の構想があったかも微妙な感じで伏線回収的なこともそんなにない。
とはいえ前作の光理が好きな人に関してはかなりオススメではある。
攻略順は弥生->エイプリル->キサラギでやったけどエイプリル->キサラギ->弥生が正解かも。
天使の羽根を踏まないでっ
女装主人公がカッコ良すぎるしアーニャもいい人すぎる。
声優の役が結構珍しい感じの配役になっていてそこも良い。
同じ朱門優作品である「きっと、澄みわたる朝色よりも、」と比べるとわかりやすくなってて結構オススメ。
DL版がないのでタイミングによっては割と入手が難しいかもしれない。
攻略順はひかる->姉妹->羽音->憩->空で良いはず。
遥かに仰ぎ、麗しの
最初にやった仁礼栖香のルートが強烈すぎて他が霞んでるんだけどそれでもいい作品なのは間違いない。
唯一欠点を言うなら殿子ルートのエンディングは意味わからなさすぎるくらい。
攻略順は栖香->美綺->邑那->殿子->梓乃->みやびで良さそう。少なくとも前半三人の並びは変えない方が良い。
G線上の魔王
もっと知恵比べのバトルを見ていたかったというのは正直なところで、色々文句言いたいところはあるけれどそれでもラストのシーンは強すぎる。
Hyper→Highspeed→Geniusはこの作品と似てるところを感じたけど影響を与えたりしているんだろうか。
攻略順は出てきた順である椿姫->花音->水羽->ハルをそのままやるのを強く推奨。
ナツユメナギサ
ルートによって結構バラツキがある印象。羊と歩がめちゃくちゃいいと感じたのは声優補正もあるとは思う。
攻略順はつかさ->はるか->羊->真樹->歩の順番になるようにすれば良さそう。
星空のメモリア -Wish upon a shooting star-
明日歩の王道さ具合や姉妹のルートなど含め全体的にシナリオがよくできてるしキャラの魅力が出ていて非常に良い。とは言え最序盤のテンポの悪さを含めて妹が足を引っ張っている印象がどうしてもある。
攻略順は明日歩->衣鈴->千波->こもも->こさめで。
星空のメモリア Eternal Heart
本編でどう見ても未回収の要素がちゃんと回収されるのでこっちもやるの推奨。特にメアルートはほぼ全部の要素をこっちに回している感がある。
本編でもそうだったけど姫榊こももが変わらず最強の女すぎる。
攻略順はメアを一番最初にやることだけ推奨。
祝福のカンパネラ -la campanella della benedizione-
どのルートもしっかり起承転結があって期待を外さない、が一切期待を上回らないのでそう言うものとして楽しむ作品。
トルティア姉妹の掛け合いはアニメでもっと動きが見たいな〜と思った。
攻略順はミネット->カリーナ->チェルシー->アニエスが良さそう。
祝祭のカンパネラ!
サブキャラであるニナさんとトルティア姉妹のための作品。アヴリルの前日譚も良かった。
すぐ終わったのでスクショを一つも撮っていなかった...
なつくもゆるる
有栖川みや美さんといえばこのキャラみたいなのを大幅に更新した作品。(以前はNega0だった)
終末世界とSFという感じで序盤の雰囲気はめちゃくちゃ良かったけどラストは正直あんまりよくわからなかった。
公式サイトに4コマ漫画もあってそれを描いたちょぼらうにょぽみが狂ってたと思ってたけど原作準拠だった。
www.sumikko-soft.com
あきゆめくくる
なつくもゆるると違って軸となる要素がラブコメになっているのでそれを想定していると結構びっくりするくらい温度差が激しい。
比較的まともな有栖川みや美と気が狂った沢澤砂羽/杏子御津/風音その他もろもろみたいな。
「量子力学とラブコメって同じなのか!?」
終わる世界とバースデイ
終末ものオンパレードで各ルートよくできてると思う。
タイトルはまんまその通りで、誕生日にクリアするのをお勧め。ただしDL版がないのでタイミングによっては入手が難しいかもしれない。
ルートは出てきた順番の入莉->ミカ->柊->成子でもいいけど、入莉は柊の後でもいいかもしれない。
月あかりランチ OZ sings, The last fairy tale.
アキルートもいいんだけど、フユルートのバトルも良かった。とは言えどうしても短いなとは感じてしまった。
ミナミさんのおまけを楽しみにしていたのにミナミさんじゃなかったのは不満。西野さんはいいキャラしてる。
原作となったオズの魔法使いをもう一回見てみたくなった。
攻略順はフユ->夏乃->アブリル->アキ。
スマガ -STAR MINE GIRL-
とにかく長い!!共通ルートという名の魔女3人のルートがあってその後魔女を含む5人のルートがあって最後にトゥルーなので9人分のルートが十分な長さである状態。
今やって新しい何かがあるというわけでもなくて古典という感じだけど逆にいうと大体のものがあったりする。
攻略順は共通(長い)->スピカ->ミラ->雨火->ガーネット->姫々になるはず。
コミュ -黒い竜と優しい王国-
紅緒も真雪もかわいいし展開やオチも好みで良かった。落ち着いた青山ゆかりも好きなので良い。色々金掛けてる感がちゃんとする。
ただハードボイルド系なのにやけに女尊男卑がすごくてそこのシュールさには無駄に笑ってしまった。
攻略順は紅緒->密->真雪->アヤヤ->カゴメとやったけど密は後回しにした方がいいかも。
いろとりどりのセカイ
星空のメモリアと比べて結構難解な感じではあるんだけど、その分納得感とメッセージ性の強い作品になっている。
欠点として数えられそうな要素も実は伏線の一部だったり続編で回収される感じで隙がない。
攻略順は公式でも推奨している(?)加奈->澪->鏡->つかさで良い。
いろとりどりのヒカリ
このシリーズが名作だと言われているのはこの作品が理由だったとはっきりわからされる作品。
前作のありとあらゆる伏線を回収して、さらに前作を超えてきたストーリーとメッセージ性を出してきてくるので総ボリュームの多さに大満足。
そう考えるとスマガと同じに聞こえるけどスマガと違ってストーリーが前作で区切りをつけつつそこから蛇足でない形で進むのですごい。
攻略順は真紅->加奈->澪->鏡->つかさで良いと思う。
紅い瞳に映るセカイ
真紅の全部がある感じ。展開は流石に小粒だけど、いろとりどりのセカイやヒカリで拾いきれなかった要素をちゃんと拾っていてFDとしては十分すぎるクオリティ。
おわり
というわけで2023年は29作品もクリアすることができた。
下のリンクで点数も公開してる。
https://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/user_sortable.php?user=cohalz
年始にやった作品とか記憶が飛んでいることがあるので来年は都度メモを残してちゃんと感想を書けるようにしたい。