伝えるための文章を作るのは難しいなと言う話

プログラムは継続的な改善が可能だが,文章は難しい.

例えばプログラミングをしてプロトタイプを作ってそれを伝えるときに,「このコードのこういう問題点は把握していて,今後改善する予定」と書くことはできる.

文章自体だとそうも行かなくて,メタ的に「下の文章は今こういう問題点がありますが後で直します」なんて書くことはできない.

自分はコードを書くのがそんなに遅いわけではないけれど,文章に関しては遅いと思っている問題がある.

なので,できる限り文章を書くスピードを上げるために,前提部分を高めに仮定して本当に伝えたい部分に直接必要な部分だけを書くということをよくやっている.

でも実際の前提部分が足りていないと一気に伝えることが不可能になってしまうし,コミュニケーション不足による追加の手間が発生してしまう.

そうして追加情報が必要になったとしても,情報が更新されたということを発信したり,別の場所に書くにしても情報の分断が発生する.

なので一発で伝わるようにできるのが一番ではある.

「伝えたい人を想定して,その人がどうなっていて欲しいかを目標にする」というアドバイスを目にしたのもあり,相手のことを考えてちゃんと書かないとなぁという気持ちになった.

直近だとエンジニアセミナーへの登壇もあるので,ここから改善していきたい.

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